インプラント

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インプラント

インプラントとは

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隣り合う歯を傷付けず、しっかりとした見た目と噛み心地を回復する治療のひとつです

インプラントとは、むし歯や歯周病などで歯を失った箇所を補い、お口の機能を回復する治療のひとつです。
歯の根の代わりとなるパーツを手術で埋め込み、その上にファイナル(セラミック完成歯)を取り付け、ご自身の歯と同じような噛み心地と見た目を取り戻すことができます。

日ごろのメインテナンス次第で10年以上良好な状態を維持できるため、「第二の永久歯」と呼ばれることもあります。
インプラント治療には手術を伴いますが、できるだけ体に負担をかけないよう手術を進めてまいります。

失った歯を補う治療のメリット・デメリット

歯を補う手段として、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3種類があります。
どれも違和感のない見た目にこだわり、患者さまのご要望を満たした治療のご案内に努めています。

入れ歯

歯と歯ぐきを再現した装置を口に装着して使用する人工歯です。

メリット
  • 取り外しができ、調整や修理がしやすい
  • 自費診療の入れ歯は素材や形状の選択肢が豊富
デメリット
  • 安定感が少なくしっかりと噛むことは難しい
  • 健康な歯を削る場合がある
ブリッジ

歯のない部分の両隣を土台として、橋をかけるように接着する人工歯です。

メリット
  • 保険適用内で治療が可能
  • 取り外しの手間がなく清掃しやすい
デメリット
  • 健康な歯を削らなければならない
インプラント

顎骨のなかに人工歯根を埋め込み、上部構造を装着する治療です。

メリット
  • メインテナンス次第で10年以上使用できる
  • 隣り合う歯を削ることがないため、他の歯への影響が少ない
デメリット
  • 治療後7~10日程度は痛みや腫れを伴う可能性がある

インプラントは歯が抜けた箇所のみを治療できるため、健康な歯を削って土台にしたり、調整のために何度も通院する必要がありません。
外科手術が怖かったり、自由に取り外してメインテナンスできたほうがよいという方には、無理にインプラントを勧めることはありません。
しっかりとした噛み心地を取り戻したい、将来のために隣の歯を削りたくないという方にインプラントをおすすめしています。

当院ではお口全体の機能改善を図る一環としてインプラント治療に力を入れており、患者さまのニーズに合った治療の選択ができるよう、治療の説明を丁寧に行っています。
抜歯後の治療に関してご不明点がありましたらいつでもご相談ください。

※インプラントは全て保険適用外の自費診療となります。

インプラント治療の流れ

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インプラント治療は
専用の診療ゾーンで手術を行います

外科手術を伴うインプラントは、専用の「VIP・オペゾーン」で治療を行っています。
長期間に渡って使い続けていくものだからこそ、患者さまが安心して治療をお受けいただくためにか入念なカウンセリングを心がけています。

当院では、以下の手順でインプラント治療を実施しています。

1.カウンセリング・検査

インプラント治療をお考えの患者さまにカウンセリングを行い、ご要望やご不安な点などを詳しく伺います。
既往歴や全身の健康状態、生活習慣、歯や歯ぐきの状態、顎の骨の厚みなど、総合的に診察し治療プランの立案を行っています。

患者さまとドクターの双方が納得したうえでインプラント治療を開始しますのでご安心ください。
検査ではCT撮影や歯型採取などを行い、インプラント埋入のシミュレーションを行います。
埋入する位置や角度が決まればサージカルガイドと呼ばれる器具を作成し、インプラント埋入の準備を進めていきます。

2.インプラント埋入手術

手術前にはクリーニングをはじめ、むし歯や歯周病の治療を行い、口腔内をきれいに整えてから手術に進んでいただきます。
お口の環境を改善せずにインプラント治療を行うと、感染症を誘発したり、埋入したインプラントを除去しなければならない状態となります。

手術当日はしっかりと休息を取り、時間にゆとりを持ってお越しください。
あらかじめ作製したサージカルガイドをもとに手術を行うことで、切開範囲を最小限に抑えることができます。
手術後は食事や生活習慣で気をつけるポイントがありますので、歯科医師の指導に従い、安静にお過ごしください。

3.上部構造の取り付け

埋入手術後は歯科医師の指示のもと、定期的に通院していただきながら土台の状態を確認します。
3か月から半年ほど経つとインプラントの土台と骨がしっかり結合します。

お口の状態が安定してきたら、プロビジョナル(仮歯)を取り付けて噛み合わせの調整を行います。
ファイナル(セラミック完成歯)の素材は選択可能なため、見た目の精密さや強度などご希望に応じたご提案が可能です。
プロビジョナル(仮歯)などで調整しながら、ファイナル(セラミック完成歯)の作製・装着を行えば一連の治療は終了となります。

4.経過観察・メインテナンス

インプラントはむし歯になることはありませんが、ファイナル(セラミック完成歯)や土台の周囲に細菌が溜まり炎症を起こす可能性があります。
他の歯と同じように定期的にメインテナンスを受けることで、インプラントを長くお使いいただけます。

また、時間経過でフィックスチャー(人工歯根)とファイナル(セラミック完成歯)を繋ぎ止めるパーツがゆるんでくる場合もあります。
インプラントの不具合を感じた場合はお早めにご来院ください。

※一例です。患者さまの状態によっては異なる場合があります。

アフターメインテナンスも徹底します

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インプラントを長持ちさせ使い続けるためにさまざまな取り組みを行っています

インプラント治療は、ファイナル(セラミック完成歯)を取り付けて完了するわけではありません。
その後機能を維持し続けていくためにも継続的なメインテナンスが必要です。
当院ではインプラント治療後の不具合を防ぐためにも、定期的な来院およびメインテナンスをお願いしています。

歯が抜けてインプラントになった理由はさまざまありますが、ブラッシングを怠ったり、むし歯や歯周病がある状態を放置したりと、日ごろのケア不足が原因となった患者さまも少なくありません。
自分の歯と同様にインプラントも大切に使い続けていただけるよう、丁寧に指導を行いますのでご安心ください。

治療結果を最大10年間保証する
「ガイドデント」に加入しています

インプラントはメインテナンスを続けていれば良好な状態を保ち続けることができますが、ごくまれに脱落したり、ファイナル(セラミック完成歯)が破損する場合があります。
当院ではそのような事態に備え、インプラントの治療結果を保証するためのサービス「ガイドデント」に加入しています。

第三者機関が歯医者と患者さまの間に立って厳正に審査し、正しい手術・メインテナンスが行われたうえで脱落や破損が起こった場合には、再治療にかかる費用を一定額保証いたします。
保証の適応となる条件はカウンセリング時にご説明しております。

定期的なメインテナンスで
インプラントの健康管理を行っています

インプラントはパーツを組み合わせて完成する人工臓器です。
歯ぐきの状態が悪化すればインプラントが脱落しやすくなるほか、時間経過でネジがゆるんだり、部品にヒビが入ることもあります。
良好な状態を保ち続けるためには、定期的に歯医者でチェックを受けていくことが大切です。

患者さまご自身の歯と同様にクリーニングを行うことで、しっかりとした噛み心地を保ち、快適な生活を送ることができます。
お口のトラブルを総合的に解決し、よりよい状態を保つため、定期的なメインテナンスにお越しください。

※保険適用外の自費診療となります。

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